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【豊中市】外壁のひび割れは放置厳禁! 危険度の見分け方と補修・会社選びのポイント
2025.11.04
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箕面市・池田市・豊中市・北摂エリアにお住まいの皆様、こんにちは!
地域密着の屋根塗装・外壁塗装・雨漏り・防水工事専門店のショーワペイント(プロタイムズ箕面店)です。
豊中市にお住まいの皆さん、家の外壁にひび割れを見つけて不安になっていませんか。
実は、小さな亀裂でも放置すると、雨水が内部に浸入し、木材の腐朽や鉄部のサビを招きます。その結果、建物の構造自体を脅かし、家全体の寿命を縮めてしまう危険性があるのです。
ただし、すべてが緊急対応を要するわけではありません。
適切なタイミングで最適な補修を行なえば、大きなトラブルを防ぐことができます。
この記事では、ひび割れの危険度の見分け方や、補修のタイミング、費用相場について解説します。
1.外壁にひび割れができる5つの原因とは?

外壁のひび割れ(クラック)は比較的日常生活で気づきやすい劣化症状です。
ひび割れができてしまう原因は、主に以下の5つが挙げられます。
- 経年劣化
 - 施工不良
 - 車や電車などの振動
 - 地震
 - 住宅の構造上の問題
 
5つの発生理由について、詳しく解説していきます。
経年劣化
外壁にひび割れが生じる最も一般的な要因は経年劣化です。
住宅の外壁材は、時間の経過とともに自然と劣化していきます。長年にわたり紫外線や雨風、気温変化にさらされ続けることで、表面の保護層である塗膜(塗料の膜)が徐々に弾力性を失っていくからです。
本来なら建物の膨張や収縮に対応できるはずの外壁が、劣化して柔軟さを欠いた状態になると、微細なひび割れが発生します。
目安として、築10年程度が経過した住宅では、塗装面に細かな網目状のひびが見られ始めることがあります。
特に、季節の変わり目や、日当たりの強い南面の壁に多く現れる傾向があります。
こうした経年変化によるひび割れは、放置すると雨水浸入の原因となり内部構造にまで悪影響を及ぼすため、定期的な点検と適切なタイミングでの塗り替えが大切です。
施工不良
ひび割れの原因として、施工不良も考えられます。
外壁塗装工事において、作業手順や材料選択に不備があると、完成後にさまざまな不具合が表れます。
特に、塗料の乾燥時間が不足すると深刻な問題につながります。
各工程間で十分に硬化を待たずに次の塗装を施すと、表面は乾いていても内部が未乾燥のままとなり、時間経過とともに塗膜に割れや剥がれが発生します。
また、外壁材と合わない塗料を使用したり、柔軟性に欠ける硬質な塗料を選んだ場合も、建物の温度や湿度による膨張・収縮に追従できず、ひび割れを引き起こす原因となります。
工事完了から1年以内に発生するひび割れは、施工不良の可能性が高いサインです。
特に、規則的なパターンで現れるものや、下地処理が不十分だった箇所に集中して現れる症状は、施工の質に問題があると判断できます。
車や電車などの振動
車や電車などの振動も、外壁にひび割れができる原因の一つです。
日常的に発生する車両や鉄道の動きは、地盤を伝わって建物全体に微細な揺れをもたらします。ごく小さな揺れでも、何年にもわたり継続的に蓄積されると、外壁材に負担がかかります。
特に、大型トラックが頻繁に通行する道路沿いや、電車が定期的に通過する線路周辺の住宅では、この問題が顕著です。
こうした外部からの刺激により少しずつ建物に歪みが生じ、最終的に目に見えるひび割れとなって現れます。
車や電車からの振動も、外壁塗装や建物の耐久性にとって無視できない外的要因なのです。
地震
地震が発生すると、地盤の揺れが建物に伝わります。建物の構造は、揺れに耐えられるように設計されていますが、地震の規模や揺れの方向、建物の構造によっては、大きな力が壁や柱に加わり、外壁にひび割れが生じることがあります。
地震によるひび割れは、単なる表層のひび割れだけでなく、建物の強度を著しく低下させる深い亀裂になる場合もあります。
これらの深い亀裂(幅0.3mm以上)は「構造クラック」と呼ばれ、放置すると建物の倒壊リスクが高まるため、専門会社による点検と適切な補修が必要です。
地震後に外壁にひび割れを見つけた場合は、早めに専門家に相談し、詳細な診断と適切な補修を行なうことが重要です。
住宅の構造上の問題
住宅の構造上の問題が原因で、ひび割れが発生するケースもあります。
- 建物の構造設計上の不備
 
耐震性や耐風性が十分に考慮されていない設計ミスや、構造計算の不足により外壁にかかる負荷が偏り、ひび割れ(構造クラック)が発生しやすくなります。
- 地盤の問題
 
地盤沈下や軟弱地盤によって建物の基礎が不均等に沈下すると、建物全体に歪みが生じ、外壁にひび割れが発生します。
これらのひび割れは、放置すると建物の耐久性低下や雨漏りの原因となるため、専門家による早期診断と対策が重要です。
当店では、外壁の無料診断を実施しています。
専門スタッフが丁寧に調査し、適切な補修方法をご提案します。
外壁のひび割れについて不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2.補修が必要?様子見でOK?【ひび割れの見分け方】

ひび割れを見つけたとき、すぐに補修するべきか、それとも様子見をしても大丈夫なのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、危険度を3段階に分け、どのように判断するべきかについて解説します。
| 危険度 | 状態 | 
| ★(軽度) | 様子見で大丈夫なケース | 
| ★★(中度) | 補修を検討したほうが良いケース | 
| ★★★(重度) | 放置してはいけないケース | 
危険度★(軽度) 様子見で大丈夫なケース
外壁に見られる幅0.3mm未満の細かい亀裂は、専門的には「ヘアークラック」と呼ばれます。ヘアークラックは、主に塗装の表層だけに生じるもので、直ちに大きな問題にはなりません。
天候変化による外壁材の自然な収縮・膨張で発生することが多く、新築後数年経過した住宅でもよく見られる現象です。
しかし、完全に放置してしまうのは危険です。
定期的に点検を行ない、ひび割れの広がりや深さに変化がないか確認することが大切です。
特に、梅雨入り前の確認は重要で、気になる箇所があれば写真に記録しておくと経過観察に役立ちます。
日頃から気を配り、小さなひび割れのうちに対応しておくことで、深刻な被害に進行するのを防ぎ、住まいの寿命を延ばすことができます。
危険度★★(中度) 補修を検討したほうが良いケース
外壁に発生する幅0.3㎜以上の「構造クラック」は、単なる表面の問題ではないため、早めの対応が必要です。放置すると雨水浸入の経路となり、内部の木材や金属部分を傷める可能性があります。
また、住宅の見栄えにも大きく影響します。美観が低下すると、不動産としての評価を下げる要因になりかねません。売却や賃貸を検討されている方は特に注意が必要です。
築10年以上経過した住宅で複数箇所にひび割れが見られる場合は、全体的な老朽化のサインかもしれません。そのような場合は、部分的な修繕ではなく、全面的なメンテナンスを視野に入れましょう。
危険度★★★(重度) 放置してはいけないケース
幅が1mmを超える壁面の亀裂は、即座に対処すべき危険信号です。
このサイズになると降雨時に水分が内部へ浸入しやすく、すでに壁の中の金属部分や木材に悪影響を及ぼしている可能性も。特に長雨の後に亀裂が拡大している場合は注意が必要です。
亀裂の方向にも重要な意味があります。水平方向と異なり、斜めや上下に走る割れ目は建物の骨組みに問題が生じている可能性を示唆します。
こうした形状の亀裂は、地盤沈下や基礎の不具合が原因となっていることが多く、単なる表面処理では解決できません。
さらに警戒すべきは、室内に現れる異変です。壁紙の変色や黒ずみ、湿った感触、カビ臭い匂いなどが感じられる場合、外部からの水分浸入が相当進行している証拠です。
こうした症状がある場合、外観の問題だけでなく、居住環境や健康面にも悪影響を及ぼすため、専門家による総合的な診断と修繕が不可欠です。

当店では、外壁の状態をプロが診断する『お家の健康診断』を実施しています。
外壁劣化診断士が約50以上の項目について細かく診断し、外壁のひび割れについても適切な補修方法をアドバイスします。
詳しくはお問い合わせください。
3.ひび割れ補修の方法

外壁のひび割れを発見したとき、自分で対処するか専門家にまかせるか迷う方も多いでしょう。軽微なものなら自分で応急処置ができますが、規模や状況によってはプロの技術が必要な場合もあります。
ここでは、DIYによる応急処置の流れと、プロによる補修方法と依頼するときのポイントについて解説します。
DIYによる応急処置の流れ
ヘアークラックのような軽微なひび割れであれば、自分で応急処置をすることも可能です。
作業の流れは以下のとおりです。
| 手順 | 内容 | 
| 1. 状態の確認 | ひび割れの幅・長さ・深さを測定する | 
| 2. 清掃・養生 | 汚れを除去し周囲をマスキングで養生する | 
| 3. 補修材の準備 | 適したシーリング材やパテを用意する | 
| 4. 補修材充填 | ひび割れに補修材を充填し、ヘラで表面を平らに整える | 
| 5. 乾燥 | 補修後、晴天時にしっかり乾燥させる(数時間〜1日) | 
| 6. 仕上げ塗装 | 必要に応じて塗装し、補修跡を整える | 
| 7. 養生除去・掃除 | 養生テープを剥がし掃除を行なう | 
ただし、あくまで一時的な対処にすぎませんので、長持ちさせるにはプロによる適切な補修が欠かせません。
気になるひび割れを見つけたら、早めに専門会社へ相談することをおすすめします。
プロによる補修方法と依頼するときのポイント
ひび割れが深い場合や、自分で処理するのが不安な場合は、プロに依頼しましょう。
特に幅0.3mm以上のひび割れは、建物の強度に影響を及ぼす可能性があるため、専門家による適切な補修が必要です。
プロによる補修方法
- クラックカット(Uカット・Vカット工法)
 
専用の電動工具でひび割れ部分をU字やV字にカットし、補修材がしっかり充填できるように加工します。幅が大きいひび割れに有効な工法です。
- プライマー塗布
 
補修材(シーリング材など)を密着させるための下地処理。これをきちんと行なわないと、補修後に剥がれやすくなります。
- シーリング充填
 
カットした部分やひび割れにシーリング材を充填し、隙間を埋めて防水性を高めます。
- 仕上げ塗装
 
補修後に塗装を施すことで、補修跡を目立たなくし、外壁全体の防水性と美観を回復させます。
依頼時のポイント
プロに補修を依頼する際は、以下の点をチェックしましょう。
- 診断内容が正確かどうか
 
ひび割れの種類や原因をしっかり調べたうえで提案してくれるか
- 補修方法の説明があるか
 
どの工法を使うのかを明確に説明してくれるか
- 費用の根拠が明確か
 
見積もりに補修単価・足場代・追加費用の有無などが明示されているか
- 将来的なメンテナンス提案があるか
 
補修だけでなく、再発防止や外壁全体のメンテナンスも考えてくれるか
外壁のひび割れは、正しい診断と適切な補修を行なうことが重要です。プロに依頼すれば、再発防止まで考えた確実な施工が受けられるため、安心して住まいを長持ちさせることができます。
プロに依頼した場合の費用相場は?
プロによる補修にかかる費用相場は以下のとおりです。
| 補修内容 | 費用相場 | 備考 | 
| ひび割れ補修単体 | 約2,000~3,000円/m | 足場代が別途必要な場合あり | 
| シーリング増し打ち | 約500~1,000円/m | 古いシーリングの上から新しいシーリングを重ねる方法 幅0.3mm以上のひび割れに有効(短期的対応向き) | 
| シーリング打ち替え | 約700~1,200円/m | 古いシーリングを撤去してから新しく充填する方法 幅0.3mm以上のひび割れに効果的(長期的対応向き) | 
| クラックカット工法(Uカット・Vカット) | 約5,000円/m | Uカット工法は幅が比較的広いクラック、Vカット工法は比較的狭いひび割れに対応 | 
| 外壁塗装(全体) | 約80~150万円(30坪住宅目安) | 劣化状況や付帯部塗装による変動あり | 
| 外壁材張り替え(全面交換) | 約200万円~ | 塗装では対応できないほど劣化が進行した場合に対応 | 
ここでご紹介した費用はあくまで目安です。実際には、建物の規模や劣化状況、施工範囲、足場の有無、さらには施工会社によっても金額は変動します。
正確な費用を知りたい場合は、診断・見積もりを依頼することをおすすめします。
当店では、外壁の劣化状況に合わせ最大5種類のプランを用意。わかりやすく納得いただける見積もりを提示し、お客様が比較検討しやすいよう丁寧に説明します。
詳しくは、お気軽にお問い合わせください。
4.豊中市で失敗しない会社選びとショーワペイントの強み

外壁補修の仕上がりは、会社選びによって大きく左右されます。
特に豊中市のように、夏は強い日差し、梅雨や台風時期には雨風の影響を受けやすい地域では、地元の気候や建物の特徴を理解した会社に依頼することが安心につながります。
ここでは、信頼できる会社を見極めるポイントと、地元で多くの実績を持つショーワペイント(プロタイムズ箕面店)ならではの強みを紹介します。
良い施工会社を見極める3つのポイント
良い施工会社を見極めるには、以下の3つのポイントをチェックする必要があります。
| ポイント | 確認事項 | 
| 施工実績が豊富か | ホームページや施工事例で実績を確認地元での経験が多いほど安心 | 
| 保証やアフターフォローがあるか | 工事後の保証(保証範囲・期間・補修条件)を確認定期点検の有無も確認 | 
| 強引な営業をしないか | 無理な契約勧誘やしつこい営業がないか説明が適切かをチェック口コミや評判も参考にする | 
外壁補修の会社選びで失敗する大きな原因は“安さだけで決めてしまうこと”です。
価格を優先すると、工事後すぐに不具合が出たり、保証やアフターフォローが不十分だったりする落とし穴に陥りがちです。
失敗を防ぐためには、施工実績、保証・アフターフォロー、営業姿勢の3つのポイントをしっかり確認することが大切です。そのうえで、複数の会社を比較検討し、信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
3つの視点から見る当店の取り組み
ここで、この3つのポイントに当てはめて、当店ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)を紹介します。
- 施工実績
 
豊中市を中心に多数の施工実績があり、事例も公開しています。
→地域の気候特性や建物の特徴を熟知しているからこそ、最適な外壁補修を提案・施工できます。

▲補修工事の様子も公開(引用:ショーワペイント|豊中市 S様 屋根塗装 外壁塗装)
- 保証・アフターフォロー
 
塗装工事には、当店と塗料メーカーによる「W工事保証」を採用。施工後は工事にまつわる書類をまとめた「住宅履歴情報ファイル」をお渡ししています。
→施工内容や建物の状態を確認できるため、工事後も安心が続き、10年先のメンテナンス計画を立てやすくなります。

▲住宅履歴情報ファイル(引用:ショーワペイント)
- 営業姿勢
 
外装劣化診断士による建物診断をもとに、本当に必要な工事プランを提案します。
施工中は、毎日『LINE』で作業内容をご報告。お客様とのコミュニケーションを大事にしています。
→写真や動画を用いて、専門用語は極力使わず、わかりやすく説明しますので、不明な点があれば、いつでも気軽にご相談いただけます。

▲ショールームでは大きな画面で建物診断映像をご覧いただけます。(引用:ショーワペイント)
5. 外壁のひび割れは早めの相談が安心のカギ
外壁にひび割れを見つけたら、小さな異変でも放置せず、早めに専門家へ相談することが大切です。
建物の表面にできた細いひび割れも、時間の経過とともに拡大する傾向があります。初期段階では目立たなくても、風雨や温度変化によって深刻化してしまうのです。
最も懸念すべきは、雨水が住宅内部に浸入するリスクです。木材の腐朽や金属部分のサビが進むと、修繕費用は大幅に膨らみます。また、湿気の蓄積はカビの原因となり、住環境や健康にも悪影響を及ぼします。
外壁のひび割れは、その幅や方向、位置によって危険度が異なります。
適切な時期に補修を行なうことで、住まいの寿命を延ばし、大規模修繕の費用を抑えることにつながります。
ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)では、豊中市エリアの住宅に精通したスタッフによる無料外壁診断を実施しています。
お住まいの状態を丁寧に診断し、最適な補修プランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。