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【豊中市】外壁に白い粉…それはチョーキング?現象の見分け方と専門診断の流れ
2025.12.28
スタッフブログ

こんにちは!ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)です。
私たちは大阪府豊中市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
この記事では豊中市で起きやすい外壁のチョーキング現象の診断手順と放置リスク、対処法について説明します。
外壁を触ると手に白い粉がつく——
豊中市でもよくご相談いただく「チョーキング現象」です。これは、塗膜が紫外線や雨風で劣化して粉状になったサインです。放置すると、防水性の低下やひび割れの拡大につながる可能性があります。
本記事では、豊中市の住宅で起きやすい環境を踏まえたセルフチェック方法と、専門家による「外壁診断」の流れ・対処法を解説します。
この記事を見ることで、
がわかるようになります。
外壁塗装のプロである私たちが解説します。
豊中市で外壁の劣化にお悩みの方はぜひご覧ください。
豊中市で起きやすい外壁の「チョーキング現象」とは

外壁を触ると粉がつく「チョーキング現象」は、豊中市で起きやすい代表的な劣化症状の1つです。
ここでは、チョーキング現象とは何か、その定義や発生のメカニズムを解説します。
「外壁を触ると白い粉」=チョーキング現象
外壁面を触ると手に粉がつく症状を「チョーキング現象」「白亜化現象」と呼びます。

外壁の塗膜が粉化した状態であり、手に付着する粉状のものの正体は「塗料」です。チョーキング現象は、建物の築年数や立地環境、塗料の品質など、さまざまな条件で発生します。チョーキング現象の発生は塗膜の劣化を示すサインであり、早い段階での適切な対処が必要です。
なぜ起こる? 紫外線・水分・熱・素材/塗料との相性
チョーキング現象は、塗料の顔料が分解され、塗膜表面に浮き出てくることで発生します。その背景には、以下の要因による「樹脂成分の劣化」が関係しています。
外壁は日常的に紫外線や雨風、湿気などの外的ダメージにさらされています。
塗料の成分の1つ、白色顔料の酸化チタンが外的ダメージを受けると、劣化因子「ラジカル」を発生させ、塗膜を分解させるのが、チョーキング現象の発生のメカニズムです。
場所別に違う劣化の出方
外壁のチョーキング現象は、南面や道路沿い・日当たりや排気ガスの影響など、住環境により起きやすさが変わります。とくに、日の当たる時間が長い南向きの外壁やバルコニー下、交通量の多い道路沿いなどはその影響が顕著にあらわれます。
「豊中市 外壁 チョーキング 現象 診断」で検索する前に知っておきたい基本
チョーキング現象は、築10年が過ぎた住宅や、前回の塗り替えから10年以上経過している場合によく見られる現象です。チョーキング現象の発生は、外壁の機能性が落ちている兆候です。まずはチョーキング現象が起きるメカニズムを知り、どのような要因で発生しやすいのかを理解しておくことが必要になります。
自分でできる「外壁チョーキング診断」手順(スマホでOK)

チョーキング現象を放置してしまうと、さらなる外壁の劣化を招きかねません。家族が安心して住める住環境を整えるため、さらには資産としての価値を守るため、早期発見・早期対処を心がけましょう。
ここでは、スマホで簡単、自分でできる外壁チョーキング診断の手順を解説します。
用意するもの
外壁チョーキング現象は、家にあるもので簡単にセルフチェックできます。
用意するものは、黒や濃い色の手袋、または布(ウエス)、そしてスマホの2アイテムのみです。これらを用意して晴れの日に、外壁の表面を軽くこすってみてください。指先や布に白い粉が付着したら、塗膜が劣化しているサインです。
またこの状態をスマホで撮影しておくと、専門業者に相談する際に経過や範囲を説明しやすくなりますのでおすすめです。
チェック手順
外壁チョーキング診断の手順は以下になります。
チェックは、南面→西面→北面の順で行ないましょう。とくに念入りにチェックしたいのは、日当たりの良い南面と西日があたる外壁です。定期的に外壁チェックをすることで、チョーキング現象の早期発見につながります。
ただし、高い場所の外壁チェックは危険をともないます。無理をせず、必要に応じて専門家へ診断依頼するのがおすすめです。
写真とメモで “部位・日時・粉の度合い” を残す
外壁チョーキング診断は、晴天時に、乾いた状態で確認しましょう。セルフチェックを行ない、白い粉がついたときはチョーキング現象の可能性が高いです。黒っぽい粉がつくケースもあり、これは鉄部分のサビが原因かもしれません。
いずれにせよ、部位別にチェックを行ない、診断結果は写真を撮り、記録に残しておくことが大切です。
他症状も一緒に見る
以下の併発しやすい劣化サインも点検しておくと、外壁の現状をより詳しく把握できます。


なお、「チョーキング現象かと思ったら、藻やカビだった」などの勘違いも起こりえます。
藻やカビの発生は、チョーキング現象よりも劣化が進んでいるサインかもしれません。

他症状との判断が難しいときは、専門家の目で診断してもらうのが確かです。
「チョーキング現象かも」と不安に感じたときはプロに相談するようにしましょう。
放置によるリスクと “今すぐ相談” のサイン

外壁のチョーキング現象を放置すると、劣化がさらに進行するおそれがあります。
ここでは、放置することで起こりうるリスクと、今すぐプロに相談すべきサインを解説するので参考にしてください。
チョーキング放置の代表的な悪影響
チョーキング現象を放置してしまうと、粉状になった外壁の塗膜が雨風で徐々に流れ落ちていきます。外壁に雨水が浸入してこないのは、塗装により付加された防水性の効果です。
その防水性が失われると、外壁そのものが直接的に紫外線や雨風にさらされて、雨水の浸入を許すことになります。外壁に雨染み、雨だれ跡が残るようになれば、ひび割れや下地への影響など、さらなる劣化の進行リスクが高まります。
早い段階でプロに診断を仰ぎ、劣化を進行させないことが重要です。
緊急度を見極めるチェックポイント
外壁のチョーキング現象の「今すぐ相談」の緊急度は、以下のポイントから見極めることができます。
このような症状が発生している場合は、専門家への相談が急務です。放っておくと内部まで劣化が進み、外壁材や下地材の交換、外壁の全面塗装など大規模な補修が必要となれば、コストも膨大になりかねません。
早期対応が結果的にコストを抑える可能性が高いので、大規模事態に陥らないためにも発見した時点で専門家へ診断を依頼するようにしましょう。
豊中市の気候・立地に合わせたメンテナンス計画の考え方
豊中市は一年をとおして温和で晴天の多い瀬戸内式気候に属しています。市のデータによれば、2021年の年間降水量は1785.5mm、降水量が最も多いのは8月の352.5mm、次いで5月の248.5mmです。
外壁塗装の検討の際は、こうした豊中市の気候や立地に合わせたメンテナンス計画を立てる必要があります。とくに、外壁塗装は天気に工期が左右されやすく、可能であれば5月や8月など雨量の多い月を避けたほうが無難です。
メンテナンス計画に不安がある方は、豊中市の気候や環境の特性を熟知している地元の塗装会社に相談されるとよいでしょう。
専門診断の内容と最適な対処(洗浄・下地・塗料)

豊中市で外壁塗装の劣化が気になる方は、現在の正確な外壁状態を把握するためにも、専門家による建物診断がおすすめです。
ここでは、専門診断の内容や施工の基本工程、塗料選びの考え方を紹介します。相見積もりを取るときに役立つ見積比較の見方もチェックしておきましょう。
診断で見るポイント
塗装会社の基本的な専門診断の流れを紹介します。
専門診断を依頼すると、まず現地調査が行なわれます。劣化度判定を受けて、報告書やプランの提案を受けるのが一連の流れです。
なお、専門診断では、以下のポイントを見て劣化度を判断するのが一般的です。
チョーキング補修の方法やタイミングの判断は、専門知識が必要になるためプロに任せるのがベストになります。補修が必要かどうかも提示してもらえるので、まずは一度見てもらうことをおすすめします。
施工の基本工程

チョーキングの対処の基本は、高圧洗浄/ケレン、下地補修、そして素材と症状に応じた塗料選定です。
ケレンとはサビや既存の塗膜を除去する工程を指し、サビや既存の塗膜の有無によってケレンが必要なケースと不要なケースがあります。また、中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使用するため、上塗り2回と同じ意味になります。
塗料選びの考え方

豊中市でのチョーキング対策として考えるなら、ラジカル制御型や低汚染、高耐候など、豊中市の住環境に合う塗料選びが肝心です。チョーキング現象による見た目が気になる方は、塗料の色や艶にこだわるのもよいでしょう。
ただし、長い目で見た総費用を抑えたい方は、ライフサイクルコストも踏まえて検討する必要があります。
見積もり比較の見方

外壁塗装の見積もりを取るときは、相見積もりを取るのが基本です。
見積もりを見るときは、以下の項目内容に着目して比較検討を行ないましょう。
工事内容はもちろん、チョーキング対策を意識する場合は塗料グレードの選択肢が重要になってきます。塗料名やメーカー、塗料量とその根拠、さらには施工後の保証や写真報告の有無も確認しておくと安心です。
まずは無料診断へ| ショーワペイントの進め方

ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)では無料診断サービスをご利用いただけます。チョーキング現象はもちろん、無理のない範囲でメンテナンス計画を立てたい方は、ぜひご利用ください。
問い合わせいただいてからご提案までのステップは以下のとおりです。
外壁劣化調査診断だけでも対応可能なので、住まいの現状把握のためにご活用ください。
見積もりも無料で承っているので、気軽にお申し込みいただけます。
こんな方に
ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)の無料診断は、以下のような外壁トラブルにお悩みの方におすすめです。
見積もりを取ったからといって、契約を迫ることは一切ありません。お客様の予算や希望を優先し、最適なプラン設計を提案させていただきます。もちろん、比較検討のための相見積もりも大歓迎です。
豊中市・北摂エリアに密着した迅速対応
ショーワペイント(プロタイムズ箕面店)は、豊中市・北摂エリアに密着した迅速対応が強みの塗装会社です。地域密着型として、スムーズな進行や丁寧な診断、写真付き報告や複数案の提示など、お客様の満足度向上に日々努めています。
塗料メーカーと施工店のW工事保証付きで、施工後もしっかりサポート、無理のない範囲で、ご納得のメンテナンス計画を提案させていただきます。
外壁塗装・屋根塗装はショーワペイント(プロタイムズ箕面店)にぜひご相談ください。